WCin東京大会2日目 | aim 

WCin東京大会2日目

明日で2011年WCが終わります。


本当にしんどかった・・。


選手が頑張ってるから応援したい。

勝ってもらいたい。

でも、でも。

勝てると思えない。

第1セット先行してても、すぐに対策されて、日本は取られた対策に対応できない。

20点以降になると、ミスが出て自滅。

10戦全部その戦い方・・・。

第2セット、山本さんをワンポに使っていながら

後半清水君が捕まり始めると、山本さんに交代の支持。

あの・・・ もうすでに山本さんはワンポで交代してますからこのセット出れませんが。

アップゾーンで支持をもらった山本さんが「ワンポで出たよ」のジェスチャーで教える・・・。

あり得ないでしょ・・。 選手個々のデータ以前に交代のデータすら把握してないなんて。


第3セットの山本さんの活躍はご覧の通り。

スパイクにサーブに! 山本さんらしい安定感を魅せてくれました。

山本さんは山本さん一人で世界と戦ってきた。

でも、今、オポにはゴリと山本さんと2枚揃ってるんです。

ゴリの心が折れる前に、山本さんをうまく使ってほしかった。


試合が終わって、怒りの表情のままさっさとコートを去る植田さん。

ガイチは一人ひとりに声をかけ、

山本さんは丁寧にクールダウンしながら、米山君と話をしてました。

ふっと山本さんが、何かに気が付き体制をかえた・・。

ゴリと福澤君がいました。

山本さんが声をかけ、福澤君が声をかけ、タオルをかぶって泣いてたゴリ・・。

山本さんはいつにもまして丁寧にクールダウンをしながら、

それ以上ゴリに声かけることはなかったけれど、いつも以上に長くゴリの傍にいました。


清水君の苦しさを1番わかるのは山本さんですから。

きっと、これ以上言葉をかけても、自己解決をするしかない、

でもその場を離れられないと思ったのかも知れません。


これがOQTでなくてまだよかった・・。

まだWCだったから、半年後すぐに取り返すことができる。

まだ世界と一人で戦ってきたオポの先輩がチームにいる。


あの第2セット、ゴリは逃げたのかな・・・。 

ブロックから逃げてあのスパイクを打ってしまったんだろうか・・。

クロスが得意なゴリがストレートを打ったのは、

山本さんがストレートスパイクで相手ブロックを抜いてたのを見たから

マネしたんではないのだろうか・・。

第3セット山本さんがイタリアコートに叩き込んだスパイクはクロスで、

ワンチを取ったのがストレートで、相手ブロッカーの手に当ててたように思います。

ストレートを抜ける間は開いてなかったのに、

ゴリはマネをしてストレートを打ってしまったのではないか と思ってしまいました。

・・・サイドからの観戦なので思いっきり違ってたらすいません・・。


今まで考えずに強打、強打と来てて、少し考えだしてスランプに落ち込んでるように見えます。

もちろん、1本1本考えながら打つのは大事なことで、

でも、TO中に与えられる支持は「引くな!強気でいけ!」と精神論ばかり。

選手はいつでも引いてないし弱気にもなってない。

どうにか立て直そうと、もがいているのは今まで以上に感じられます。


「引くな」とは具体的に何をすればいいの?

「強気でいく」にはどうすればいいの?

点数が競っている場面で根性論ばかりでは、私でも監督できます・・。

強気で行くためにはどうスパイクを打てばいいのか、

ただ打ちつけるだけではまた相手ブロックにたたき返されてしまう。

どうすればいいのか、ゴリには引き出しが少なすぎます。

試合中、急に引き出しを増やすための手助けをしてあげるのが監督の仕事じゃないの?

例えば「クロスを締めてきてる」とか。

ゴリがかわいそうすぎます。

精神論ばかりで何の役にも立たない言葉ばかり与えて、

怒りに顔を歪めて、頑張った選手に声もかけず早々と退散。

もういらないです・・。


私の席の前にはゴリファンがいました。

ゴリが泣いて、ゴリと同じように泣いてました。

後ろには米山ファンがいました。

「なぜ米山を出さないの?」と言ってました。

私を含め、もちろん応援する選手がコートで活躍してほしい。

植田さんがお気に入りの選手がいて無茶苦茶な采配をしている中で

各々の選手のファンは応援する選手の気持ちを思って泣いています。

変な意地にとらわれず冷静な目で目の前の試合に勝つことだけを考えてほしいです。

・・・・無理でしょうね。 あるのは精神論と自分を擁護するためだけの言葉ですから。



ガイチ監督を熱望してましたが、

現強化委員長の鳥羽さんを暫定監督にするのはどう?

そして、ガイチはロンドンの後の監督にして。


明日からでもそうしてほしい と本当に心から思います・・・。